夏になると必須アイテムとなるエアコン。しかし、長時間稼働することで内部には汚れが溜まり、効率が低下してしまいます。そのため、定期的な掃除が必要となります。しかし、プロに依頼すると高額になってしまうこともあります。そこで、今回は自分で簡単に行えるエアコンの掃除方法について紹介します。
【エアコンの掃除前に準備するもの】
- マスク
- 手袋
- 布
- ハブラシ
- 掃除機
- エアコンクリーナー
【エアコンの掃除方法】
電源を切る
まずは、エアコンの電源を切りましょう。これは、安全面を考えるために必要な作業です。また、エアコンを掃除する前に電源を切ることで、内部のモーターが動かないため、掃除しやすくなります。
フィルターの掃除
次に、フィルターを外し、掃除します。フィルターは取り外しやすいものが多いので、手で外しても問題ありません。フィルターについたホコリや汚れは、布で拭いたり、ハブラシで軽くこすって落としましょう。また、フィルターに汚れが溜まっている場合は、掃除機で吸い取ることもできます。
ユニットの掃除
フィルターを外したら、ユニット内部も掃除します。ユニット内部には、ファンや熱交換器があります。ファンについたホコリや汚れは、ハブラシで軽くこすって落としましょう。また、熱交換器には、エアコンクリーナーを噴射して、汚れを落としましょう。熱交換器には、空気が通りやすいようにフィンが付いています。フィンに汚れが付着している場合は、ハブラシで軽くこすって落とすことができます。
ホースの掃除
最後に、ホースを掃除します。ホースは、エアコンと室外機をつなぐ部分です。ホースには、汚れが付着している場合があります。ホースに付いている汚れは、布で拭いたり、ハブラシで軽くこすって落としましょう。また、ホース内部には、水滴が残っている場合があります。これらの水滴がエアコン内部に入り込むと、カビの原因となるため、必ず水分を拭き取ってから組み立てましょう。
組み立て
ユニット、フィルター、ホースを掃除したら、元に戻します。フィルターは、ユニットに嵌め込むだけで簡単に取り付けることができます。ユニットを閉じたら、電源を入れ、動作を確認してください。
【注意点】
- エアコンのフィルターを外す前に、エアコン本体の電源を切ってください。
- エアコンのフィルターを外すときに力を入れすぎると、フィルターを破損することがあるので、注意が必要です。
- エアコンのフィルターを掃除するときは、ブラシやハブラシなどで軽く叩くようにして、埃や汚れを落とすと良いでしょう。強い力でこすったり、水で濡らすと、フィルターにダメージを与えることがあります。
- エアコンのフィルターは、おおよそ1～3か月に1度の頻度で掃除をするようにしてください。状況によっては、もっと頻繁に掃除をする必要がある場合もあります。
- エアコンの中にあるホースやユニットを洗う際は、必ず水分を完全に拭き取ってから取り付けてください。
- エアコンの掃除に使用する洗剤は、必ずエアコンメーカーが推奨しているものを使用してください。
- エアコンの取り外しや分解に自信がない場合は、専門業者に依頼することをおすすめします。
- エアコンの室外機には、風通しが良くなるように、周りに物を置かないようにしましょう。
- エアコンの室内機には、風が直接当たらないように、家具などで遮ると、エアコンの効率が良くなります。
- エアコンの運転中は、定期的に室温計で温度を測り、設定温度と異なる場合は、エアコンの効率が悪い可能性があるので、適宜設定を調整しましょう。
以上がエアコンの掃除に関する注意点になります。これらの点に気を付けて、エアコンの掃除を行うことで、快適な空間と清潔な空気を手に入れることができます。
【おわりに】
以上、自分で簡単に行えるエアコンの掃除方法について紹介しました。定期的に掃除をすることで、エアコンの効率が向上し、清潔な空気を取り入れることができます。また、エアコンの掃除は、カビや菌の繁殖を防ぐためにも重要な作業です。ぜひ、この記事を参考にして、自分でエアコンの掃除を行ってみてください。
